パニック障害とカウンセリングの一技法(認知行動セラピー)

query_builder 2024/07/23
パニック障害とカウンセリングの一技法(認知行動セラピー)
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 パニック障害は、突然強い不安や恐怖が襲ってくるパニック発作を伴う症状です。パニック発作は、いつ起きるか分からないところから、社会生活に大きな負担を強い、ひいては社会的な営みが行えない状況に陥らせてしまうものです。ここでは、パニック障害の概略について触れ、カウンセリングにおいて行われる一技法の認知行動セラピーについて述べたいと思います。


パニック障害の主な症状

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 パニック障害は、その経験のない多くの方にとっては、普通の人よりあたふたすることが多いことでは というくらいの理解でしょう。しかし、この障害は、ここで書いてあるように、非常に大変なものです。パニック障害の方はもちろん、そうでない方にも読んでもらいたいと思います。

パニック発作

 パニック発作は、強い不安や恐怖感、呼吸困難、心拍数の急増、胸部痛、めまい、手足のしびれなどの身体症状を伴うもので、さらに、現実感の喪失、死の恐怖、頭がおかしくなるのではないかという恐怖 といった精神症状にも見舞われることがある、非常に恐ろしいものです。簡単に、何かの処理を行うのに手こずって、あたふたしたといったレベルのものではないという認識が必要です。


 原因は、完全には分かっていませんが、脳内の神経系の伝達物質に関する異常といわれています。


 パニック発作は、突然襲ってくるため、仕事や日常生活に支障をきたし、以下にあげるような不安や恐怖をも引き起こします。


予期不安と広場恐怖

 予期不安とは、いつパニック発作が生じてしまうのかと再発を恐れる不安のことを指します。パニック発作は、死の恐怖を感じる程ですから、耐えがたいものと思われます。再発を恐れて当然といえます。この予期不安のため、車の運転を控えたり、仕事も辞めざるえなくなることもあります。  


 広場恐怖とは、予期不安から、人ごみや公共交通機関、一人での外出を恐れる症状をいいます。


 単に、パニック障害といっても、実は当人にとっては非常に深刻な問題なのです。


二次障害的なうつ症状

 パニック障害では、その症状に対する強いストレスから、うつ症状が起こる場合があります。このように、元の症状が起因して発生する新しい症状を2次障害といいます。うつ症状になると、眠れない・意欲の低下・何かに対して前向きに対処しようとする力の減少 などの症状が現れます。さらにそれが悪化すると、うつ病になることもあります。うつ病になると、自己評価が得られず、自殺念慮を引き起こしたりします。


 ご自身が、パニック障害だと思ったら、うつ症状の発症の前に手を打つことをお勧めします。


パニック障害の治療にはカウンセリングも有効!

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 パニック障害の治療法は、心理セラピーや処方薬によるものが多く、生活習慣の見直しやストレスへの対処法を考えることも大事とされています。 当カウンセリングルームでは、次にあげる認知行動セラピーを行っております。


認知行動セラピー

 認知行動セラピーとは、クライエントの認知と行動を変化させて、感情や生理現象を改善しようとするものです。


 まず、認知を変化させるとは、例えば、「あの人は絶対私をバカにしている」といった、根拠のない思い込み(認知)を、思考記録表といったツールを用いて「そんなことはないぞ」と変化させ、気持ちを楽にさせるといったことです。


 行動を変化させるとは、パニック発作になった時にリラックスさせるために、呼吸法といったリラクゼーション法を行い、気分を落ち着かせるといったことです。


まとめ

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 パニック障害は、「死んでしまうかもしれない」といった強い恐怖を感じるパニック発作を伴ったものです。非常に恐ろしいもので、日常生活に支障をきたします。認知行動セラピーのカウンセリングを行うことで対処できる場合もあります(対処できない場合もあります)ので、お困りの方は、当カウンセリングルームにご連絡ください。


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