知能検査とは何か?
大学で、発達障害の検査を受けるよう言われた。職場で、うまく仕事が処理できず、自分は発達障害ではないか と思っているが。。。 という方は、多いと思います。まず、発達障害の診断で用いられる知能検査について簡単に触れてみましょう。
全体の中でどれくらいか分かる
知能検査をする理由の一つが、自分が全体の中でどれくらいの能力を持つのかを知るということです。中学生の時に全国学力テストを受けて、自分が全国の同学年の中で、どれくらいか測ったことがあると思いますが、WAIS-IVは、その大人の知力版です。
自分の得手不得手が分かる
WAIS-IVには、「言語理解」「知的推理」「ワーキングメモリー」「処理速度」という大きく4つの項目+「全検査IQ」というトータルでみた指標の5つで、個人の能力を測ります。これらの項目での検査結果の凹凸を見て、何が得意で、何が不得手か、分かります。自己理解が深まります。
問題に対して、どういう対策をとればいいかが分かる
ワーキングメモリーの点数が低ければ、仕事において、メモを多用して処理する。処理速度の点数が低ければ、あまり多くの仕事を集中させない。そして処理速度を速めるためのトレーニングを行う。などの対策を考えることが出来ます。
WAIS-IVで何が分からないか
WAIS-IVは、短時間における処理についての評価ですから、長期のスパンで見た、ものごとを成し遂げる力などは測れません。あと、情緒的な側面も測れません。