発達障害による人間関係への影響とは?専門家が徹底解説!

query_builder 2025/01/10
発達障害による人間関係への影響とは?専門家が徹底解説!
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 発達障害は、その特性から特に人間関係に支障をきたしやすいと言われます。人間関係は社会生活の根幹をなすものですので非常に重要です。人間関係で困っていると言う方は是非ご一読を!


あなたは人間関係に関して、こんな状態になったことはありませんか?

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・対人関係に苦手意識がある。

・予定変更が苦手で、そういった事態に臨機応変に対応できない。

・ある特定のことにこだわりたいために、他の重要な作業よりもそちらを優先してしまう。

・自分の興味のあることを延々と話してしまい、一緒にいる人が何も話せなくなってしまう。

・本来、人なつっこいのに、臨機応変に対応することが難しいため、人とうまく接することができず、ストレスがたまる。


こうした例に自分もあてはまるな と感じられたら、あなたはもしかしたら発達障害かもしれません。


発達障害は、7人に1人の人が該当すると言われ、また軽度から重度にいたるまで幅の広い症状です。ですので多くの方々が悩まれている障害です。


このページでは、特に発達障害と人間関係にしぼって、その問題点と解決策について述べていきたいと思います。



もしかしたら発達障害では?

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 前出のこうした例にあてはまるな と感じられた方の中には、すでに病院などで診断を受けたという方もいらっしゃるでしょう。


 ただ、現状、まだまだ発達障害という症状の診断になれておられる先生も少なく、 また、そのために、診断の結果が自分にしっくりこないということもよく聞きます。


 さらに、発達障害は、グレーゾーンも広く、そういった傾向があるにもかかわらず、診断結果は、発達障害にはならなかった という 場合もあります。そういった場合には、さらに別の病院で診断を行ってもらうか、カウンセラーに相談するなどするとよいでしょう。


 当カウンセリングルームでも、そういったクライエントさんがいらっしゃいます。自分ひとりで抱え込まず、相談できる場所を確保することを心がけて下さい。


 そういった場合、心療内科やメンタルクリニックでは、あまり時間をとって話を聞いてもらうことが困難です。基本1時間で話を聞いてもらえる発達障害が専門のカウンセリングルームがいいでしょう。



人間関係に支障をきたしやすい発達障害

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 発達障害の特に自閉スペクトラム症という症状は、イマジネーション障害とコミュニケーション障害を伴うことが多いです。この2つは相互に関連し合っていると考えられ、 「相手の気持ちのイメージが出来ない⇔コミュニケーションに支障が生じる」という構造をもっています。その例として、以下のものが挙げられます。


・悪意はなく発言したり行動しているのだが、その言動が人から敬遠される。

・自分の気持ちを伝えたり、人の気持ちを理解したりといった、気持ちへの対処の仕方に難がある。

・人が言っていることに対して、裏の意図が解釈できず、コミュニケーションに難が生じてしまうことがある。

・イマジネーション力不足から、人が自分のことをバカにしている といった根拠のない決めつけをしてしまうことがある。


 問題は、「自分には悪意はない」と思っているのに、問題になってしまう ということです。悪意などではなく、自分の精一杯のことをして、自分は必死に社会の中でもがいているのに、上司や同僚、恋人、配偶者に理解されず、孤立していってしまうのです。こんなに切ないことはありません。


 こういった場合、いったん立ち止まり、根本問題の解決を考えてみて下さい。それには長い時間がかかるかもしれませんが、問題を解決しようとしている姿勢が、周りに評価されるのです。


 身体障害者の方が必死にその不自由さを乗り越えるために努力される姿を見て、周りの人々は心を動かされ、助けてあげたいと思うのです。


 発達障害の方も同じです。自分がその壁を乗り越えようと正しい努力を始めれば、周りは分かってくれます。次の節でその努力の方法をお教えします。



発達障害を克服するために(今日からでもできること)

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イマジネーション障害の克服

 発達障害は、イマジネーション障害やコミュニケーション障害を伴うことが多いのですが、まず、イマジネーション障害を克服するためにイメージトレーニングを行っていきましょう。


 まずは漢字の「一」の字を頭の中で描きます。ゆっくりと頭の中のスクリーンに彫り込むように丁寧にイメージします。最初は苦痛を伴うと思いますので、少しずつからで構いません。


 最初は一日に3回ほどから始め、徐々に一回の長さを長くしていきます。十分に「一」の字がイメージできるようになったら、次は「上」の字というように、少しずつ画数の多い文字にしていきます。


 この後、次でご紹介する”記憶のチェック”でやる文章を一日3つ程選んでイメージします。



記憶のチェックで会話の練習を

 イメージトレーニングと並行して、”記憶のチェック”というものをやっていきます。これは、自分が会話で用いたいな と思う言い回しを書き出してそれを覚えていくものです。


 どんな会話文でもいいです。短いものを最初にやるといいでしょう。


 まず「そんなこともあるかもね!」「それはいいね!」「私、それ好き!」といった、日常会話で言えそうで自分が言えないフレーズをいくつか書き出します。それを一日5つずつ覚えていくのです。


 これも最初はきついですが、慣れていくうちに、徐々にできるようになります。”継続は力なり”です。そして、時間があれば覚えたフレーズをそらで言ってみたり、イメージトレーニングに用いてみたりします。こうすることで、頭の中の空間が広くとれるようになり、だんだんと成長しているという実感を得ることが出来るようになります。



短期間では克服できない発達障害

 ”イメージトレーニングや”記憶のチェック”などをやってもなかなか思うように発達障害が治らないと思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、そんなに簡単に治る症状なら問題にならないはずです。ゆっくり、長い時間をかけて根気強く続けていってください。


 これらと並行して、いろいろなことにチャレンジして自分の興味の幅を広げるといいです。トライアンドエラーで脳に刺激を与え、発達障害を克服していきましょう!



まとめ

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 発達障害は、特に人間関係に影響を及ぼします。しかし、なにも悪くないのに、なぜ人間関係などで悩まなくてはいけないのでしょうか。皆さんには、可能性があります。この壁を乗り越えれば、こころの底から幸せになり、人間関係も豊かに、能力も発揮できる自分と出会えるという。


 皆さん、一歩を踏み出しましょう。時間はかかりますが、発達障害は治らないものではありません。あきらめず頑張ってみましょう。ハーモニーオブソウルもそのお手伝いをします。もし、関心を持たれたり、相談のある方は、以下のリンクより、問い合わせを行ってみて下さい。お力になります。


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