自己肯定感と自尊欲求 | カウンセリング＋技能訓練のハーモニーオブソウル

　仕事のパフォーマンスを上げたり、対人関係を良好に築くために、自己肯定感が注目されて久しいです。自己肯定感とは、ありのままの自分を認める感情です。長所も短所も含めて、自分というものを素直に温かく思い込み少なく見つめることができているという感情です。自己肯定感が高ければ、短所は短所と置いておき、素直に長所を伸ばそうといった発想になり、それが良いサイクルを生むことにつながります。自己肯定感が低ければ、自分を「私って駄目でもう嫌」といった感じに、思い込みを持って、否定的にとらえてしまい、落ち込む原因となり、そこから抜け出せなくなり、何事もうまくいかなくなってしまう、ということになります。

　そもそも、人間には「自尊欲求」というものがあり、自分のことを肯定的に評価したいという欲求があります。この定義から分かる通り、「自己肯定感が高い＝自尊欲求が満たされている」という関係があると考えられます。しかし、この欲求は、かなり上位の欲求で、その下の、「愛情・所属の欲求」などが満たされていないと、「自尊欲求」も満たされることはありません。幼い頃、親に厳しくしつけられ、あまり愛情といったものを注いでもらったと思えない と感じていらっしゃる方など、まずは、「愛情・所属の欲求」を満たしてあげる必要があるのです。

　もし、仮に、あなたが、この記事を読んで、心当たりがあると思われたら、一度、ハーモニーオブソウルに気楽にご相談を。